全国的に知られる祭り『博多どんたく』や『博多祗園山笠』をはじめとして、地域に伝承される文化が脈々と息づく福岡。
文化芸術に対する社会のニーズが高度化・多様化している今日、これらを的確に把握し、文化芸術活動を行う方々や、さまざまな団体組織と効果的、有機的に連携するとともに、協働して薫り高い市民文化を創造するため、(財)福岡市文化芸術振興財団は平成11年3月に発足しました。
多彩な市民活動が展開される福岡が、文化交流の拠点となるようネットワークづくりを推進し、ゆとりと豊かさを実感できる、魅力ある福岡を創造するために、広く市民の文化芸術活動をサポートしていきます。
福岡を代表するデザイナー、故西島伊三雄氏(1923-2001)の発案によるシンボルマークは、さまざまな物事とつながっていく財団の姿勢を表しています。基調色は明るいブルー。財団カラーとしても使用し、知的で親しみやすい財団を目指します。
ふつう、マーク発想の素材は、その名称の頭文字(日本語・英語)の組み合わせか、内容を図形化するのですが、財団の場合は、頭文字をとっただけでも「福・文・芸・振」となり、とても複雑です。また文化、芸術をどんな形で表現するのか考え抜きました。そこで浮かんだのが、博多っ子のサッパリとした気性とユーモアの表現です。それは大好きな「聖福寺」の名物和尚「仙厓さん」の絵です。
「仙厓画集」をヒントに約15点ぐらいの図が浮かび、次第にしぼって最終的には人物の顔にしてみましたが、下部に英語のイニシアルを入れるとミルクの広告のように見えますし、思い切って目も口も抜けて、ただ「丸」だけになってしまいました。