ケアの現場の「アートを介した対話」事例紹介&座談会 参加者募集!
高齢者福祉施設などで行う美術鑑賞や創作活動など3つの事例を紹介しながら、ケアの現場における「アート」の可能性を探る座談会をオンラインで開催します。
「アートを介した対話」について、一緒に考えてみませんか。
【登壇者】
●香月真氏(シティデイサービス長住/作業療法士)
●加藤イオ氏(株式会社ベネッセスタイルケア/建築士)
●中込潤氏(九州産業大学美術館 学芸室長)
●藤洋介氏(香椎丘リハビリテーション病院 地域医療連携室 室長)
<オンライン鑑賞プログラム>
【モデレーター】
●宮田智史氏( NPO法人ドネルモ 事務局長)
【日時】2023年1月29日(日)14:00~16:30(受付13:30~)
【実施方法】Zoom
【対象】ケアとアートに興味のある方
【定員】40名程度 ※応募者多数の場合は抽選
【参加費】無料
【申込】WEBフォームまたはメール(bosyu@ffac.or.jp)
※メールには、氏名、ふりがな、電話番号、住所(市区町村まで)、年代、医療福祉分野従事の有無(ボ
ランティア含む)、申込理由を記入。
【申込締切】2023年1月19日(木)
【プロフィール】(五十音順)
▼登壇者
香月 真(シティデイサービス長住/作業療法士)
2004年よりデイサービスで作業療法士として勤務。高齢者のリハビリを行いながら、高齢者が持つ可能性と地域性や家族関係など高齢者を取り巻く環境から受ける影響を目の当たりにする。2015年、年齢を重ねても障がいを抱えても頼りにされ、主体的な生活を送る事を実現する為に、それぞれが人生で培われた技術や智慧をモノやコトとして現代社会と繋げる活動Roren【老練】を開始する。
加藤イオ(株式会社ベネッセスタイルケア/建築士)
1981年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部建築科卒業後、建築設計事務所を経て大学で社会人や高齢者へ建築を教える。現在ベネッセスタイルケアで高齢者施設の設計・プロデュースを行い、高齢者のための居心地いい環境づくりをまとめたパターン・ランゲージで2017年グッドデザイン賞を受賞し、介護スタッフや学生に向けたワークショップにも取り組んでいる。2019年より「ベネッセスタイルケアのART展」企画・運営を行い、ご入居者様との関わりを通して美術に興味や自信がない方にも親和性の高い対話型鑑賞(VTS)に関心を持ち、2022年のART展ではご入居者様を対象としたVTSを実施するなど、幅広いかたちで介護事業に携わっている。
中込 潤(九州産業大学美術館 学芸室長)
兵庫県出身。2000年福岡県内の中学校に美術科の教員として勤務。2001年から直方谷尾美術館で学芸業務に携わる。地域の子ども達の力で展覧会をつくる『子どものための美術館』などを企画し、2014年に同館が地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞。2017年より現職。文化庁「大学における文化芸術推進事業」で博物館と医療・福祉のよりよい関係づくりをテーマに米国を調査。2021年から地域の医療・福祉機関との連携に取り組んでいる。
藤 洋介(香椎丘リハビリテーション病院 地域医療連携室 室長/医療ソーシャルワーカー/社会福祉士・精神保健福祉士)
鹿児島県出身。福岡市内の福祉系の専門学校を卒業したのちに、精神科病院、特別養護老人ホームにて勤務。2005年、医療ソーシャルワーカーとして香椎丘リハビリテーション病院に入職。2012年より、同グループ病院新規開設に伴い東京都の小金井リハビリテーション病院、五反田リハビリテーション病院へ異動。2017年より帰福し現職。2018年より病院の所在地である香椎下原校区において、校区内の医療・介護事業所、関連の行政機関等からなる事業所ネットワーク「下原ともづくりの輪」の立ち上げより関わり、地域との連携に取り組んでいる。2020年度、厚生労働省社会福祉推進事業『「身寄り」のない人を地域で受けとめるための地域づくりに向けた「手引き」作成に関する調査研究事業』へ参加。
▼モデレーター
宮田 智史( NPO法人ドネルモ 事務局長)
1984年福岡生。九州大学大学院芸術工学府修士課程修了。2012年、超高齢社会を見据え、1人ひとりの可能性が誰かと関わることでかたちになってゆく社会をつくることを目的に活動するNPO法人ドネルモを設立。現在、認知症の方と介護者が共に創るアートワークショップのプログラム開発など複数のプロジェクトを担当。一般社団法人ぷらっとどっと理事、大野城市共働アドバイザー、福岡大学非常勤講師(生涯学習支援論)、九州産業大学非常勤講師(文化のまちづくり論)など。