作品紹介INTRODUCTION
日本伝統芸能×サーカス
今年も九州発の現代サーカス作品で芸術祭が開幕!
300年続く日本の伝統文化「線香花火」。その儚く美しい線香花火の世界観を「現代サーカス」と「日本伝統芸能」のアーティストが言葉をつかわない“ノンバーバル”演出で舞台化に挑戦し、第55回のオープニングイベントで大反響を巻き起こしました。
再演を望む声にお応えし、今年はさらにバージョンアップして、秋から始まる芸術祭の扉を華やかに開きます。
「平義隆」による書き下ろし楽曲の演奏が決定!
ジャンルを問わず多くのアーティストに楽曲を提供し続けている福岡出身のアーティスト「平義隆」が、昨年同作品を観劇して得たインスピレーションを書き下ろした楽曲「線香花火(作曲:平義隆/編曲:Hikkey)」が本編で演奏されます。
※写真をクリックするとプロフィールがご覧いただけます。
平 義隆
たいら よしたか
博多出身の3人組バンド、THE LOVEのボーカルとしてメジャー・デビュー。ほぼすべての楽曲の作詞・作曲を担当し、繊細な情景描写と力強いメロディと歌声で一貫して愛の歌を歌ってきた。2009年からソロ活動をスタートすると同時に作家活動を本格化させ、ジャンルを問わず多くのアーティストに楽曲を提供し続けている。
1963年の福岡市民会館オープンを機に、総合的な舞台芸術祭として翌年に誕生し、今年で56回目を迎えます。毎年10月~12月の期間中には、福岡市民の文化芸術活動の発表・交流の場として、音楽・美術・演劇・伝統芸能・文芸など多彩な行事が市内各所で実施されています。詳細については芸術祭ホームページをご覧ください。
第55回オープニングイベント来場者アンケート(抜粋)
感動して涙がでたのはこの舞台が初めてでした。素敵でした。
“線香花火”のような人生、そして人の命…美しくとても感動、とても良かった。自分の人生を考えさせられました。
いろいろな妙技を持っているパフォーマーが集まりつつも、とっちらかった感じではなく一つのストーリーに収れんしていく構成力に感激しました。和洋のBGMも素晴らしい!ライブならではのドキドキ感、一緒に創り上げていく感じが良かった。
目の前に広がる幻想的な光景。その向こう、その奥底に、色々なものが見え隠れして、気がつけば自分も舞台の上に立っている。闇に光を見いだし、光の奥に闇を見る。
とても良かった!!海外の方にも観て頂きたいです!
“線香花火”と人間の一生…後半涙が止まらなくなってしまいました。
現代サーカスと古典芸能の力を存分に味わえた良い舞台でした。日本人で生まれて良かったと思うし、大切に生きたいと思いました。素晴らしい!一回限りというのが勿体ないと思うほど良かった。何らかの常設公演として観たいと思いました。
母と行きましたがきっと私が感じたことと母が感じたことは違うはず。1つ1つの動きが美しかった。涙が止まらなかった。もう一度観たい‼
鳥肌が立ちました。動と静、物語に緩急があって面白かったです。何より演者が楽しそうで良かった。素敵でした。
素晴らしかったです。ますます福岡が好きになった。また福岡市民として「誇り」が持てました。
出演者CAST
※写真をクリックすると出演者のプロフィールがご覧いただけます。
谷口 界アクロバット
ハチロウジャグリング
米澤 一平タップダンス
茉莉花コントーション
望月 ゆうさくディアボロ
宮窪 研炎舞
平井 美玖バトントワリング
高取 優耶椅子倒立
藤間 純六珠日本舞踊
中島 美紀書道
森永 基木津軽三味線
みやざき 都箏
山崎 箜山尺八
坂口 のどか囃子
西尾 麻衣子ヴァイオリン
尾崎 由美子ピアノ
谷口 界
たにぐち かい
アクロバット
高校まで器械体操を学び、沢入国際サーカス学校に入学。卒業後、様々な舞台作品に出演しながら、サーカスの表現の可能性を追求している。
ハチロウ
はちろう
ジャグリング
日本で唯一のサーカス学校、沢入国際サーカス学校にてジャグリングを学ぶ。ボールを使った技術はもちろんのこと、その表現力にも注目。
米澤 一平
よねざわ いっぺい
タップダンス
16歳で日本を代表するタップダンサー熊谷和徳のサポートメンバーに。21歳で単身NYへ渡米し、数多くのタップダンサーに学んだ本格派。
茉莉花
まりか
コントーション
想像を超越した柔軟性からうまれる身体アート。日本唯一のプロのコントーショニストとして、数々の広告やTV番組、舞台などに出演している。
望月 ゆうさく
もちづき ゆうさく
ディアボロ
ディアボロと呼ばれるジャグリング道具を使ったスピード感のあるパフォーマンスが特徴。ジャグリングをアートとしてとらえ、”表現をするジャグラー“として独自のスタイルで活動している。2015年第68回目ジャグリング世界大会総合優勝。
宮窪 研
みやくぼ けん
炎舞
火の持つ静と動の魅力を独創的に表現するアーティスト。独自に開発した道具で観る者が息を飲む技を披露。世界的に活躍中。
平井 美玖
ひらい みく
バトントワリング
福岡ファイヤーバードバトンチーム。全日本選手権に19回出場、インターナショナルカップに日本代表として7回出場。トゥーバトンのトップ選手。
高取 優耶
たかとり ゆうや
椅子倒立
高さ7mの場所で命綱なしのアクロバットを披露。北京にて本格的に中国雑技を修業した後、日本で「黒龍舞術団」を結成し、全国的に活動中。
藤間 純六珠
ふじま すみろくしゅ
日本舞踊
福岡県在住。日本舞踊家の両親の師事を受け、2歳の頃に初舞台を踏む。22歳で藤間流教授資格取得。古典舞踊に限らず創作舞踊にも取り組んでいる。
森永 基木
もりなが もとき
津軽三味線
佐賀県嬉野市出身。和と洋の融合をテーマに「歌・舞・奏」という独自のスタイルで日本伝統芸能を世界へ発信している。福岡文化連盟青木秀賞奨励賞受賞。
みやざき 都
みやざき みやこ
箏
賢順記念全国筝曲コンクール2年連続奨励賞受賞。様々なユニットで邦楽にとどまらず新しい表現に取り組んでいる。久留米市芸術奨励賞受賞。
山崎 箜山
やまざき こうざん
尺八
都山流竹淋軒大師範。二代目山崎北山、二代目池田静山に師事。吉田兄弟の尺八を担当。文部科学大臣賞、北九州市民文化賞受賞。
坂口 のどか
さかぐち のどか
囃子
東京藝術大学卒業。幼少の頃より邦楽に触れる。福岡を拠点に邦楽の演奏会や講習会など精力的な活動を行っている。
西尾 麻衣子
にしお まいこ
ヴァイオリン
3歳よりヴァイオリンを始める。国際スズキ音楽院卒業後に渡米し、指導及び演奏活動を行う。現在は福岡を中心に国内外で演奏活動を行っている。
尾崎 由美子
おざき ゆみこ
ピアノ
福岡女学院音楽科卒業。大学卒業後、KAWAIミュージックスクールの講師を10年務める。現在は個人レッスンや演奏会を中心とした音楽シーンで活動している。
※出演を予定しておりました月岡翔生子(ピアノ)は、健康上の理由により、尾崎由美子(ピアノ)に変更となりました。なお、出演者変更によるチケットの払い戻しはございません。 何卒ご理解、ご了承賜りますようお願い申し上げます。
公演情報INFORMATION
公演日時
2019年9月29日(日)16:00開演(開場15:30)
公演会場
福岡市民会館大ホール(福岡市中央区天神5-1-23)
駐車場は台数に限りがあります。ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。※西鉄バス
●博多駅より
博多駅シティ銀行前Fのりばより(46番)「市民会館南口」下車、徒歩約4分
博多駅前AのりばよりBRT(黄色の2連結バス)「福岡市民会館」下車徒歩約2分
●天神より
ソラリアステージ前2Aのりばより(20番、80番、90番)「市民会館南口」下車、徒歩約4分
ソラリアステージ前2Aのりばより(黄色の2連結バス)「福岡市民会館」下車徒歩約2分
※地下鉄「天神駅」徒歩約15分
※西鉄天神大牟田線「福岡(天神)駅」徒歩約17分チケット料金(全席指定・税込)
S席・A席前売予定枚数終了!(9/27現在)
S席(1F・2F) 1,500円/A席(3F) 1,000円/U-18チケット 1,000円(18歳以下)
各当日券 500円増※推奨年齢5歳以上。小学生以下は保護者の同伴が必要です。
※U-18チケットは当日要年齢確認。
※2歳未満の膝上鑑賞は無料(保護者1名につき、お子さま1名まで)当日券情報(9/27現在)
当日券はA席のみ販売予定です。
・当日券料金(全席指定・税込):A席(3階)1,500円
・取扱い開始:9月29日(日)15:00より
・取扱い場所:福岡市民会館チケット窓口
※お取扱いできる当日券がなくなり次第、販売を終了します。
※お支払いは現金のみ承ります。観劇サポート
【車椅子スペース(定員有、要予約)】
定員に達したため受付を終了いたしました(9/27現在)
福岡公演お問合せCONTACT
(公財)福岡市文化芸術振興財団
TEL.092-263-6265(平日9:30~17:00)
FAX.092-263-6259
COMMENT
2018年に初めて『線香花火』を観た時、感動と共にこのメロディーが浮かびました。言葉の無い舞台に寄り添い、観た人がそれぞれの捉え方で何かを感じてもらえるように、普遍的な作品になってくれたら嬉しいです。演者の方々が奏でる、西洋楽器と日本伝統の和楽器の融和した音色に線香花火の美と儚さを感じていただければと思います。