福岡市民芸術祭メイン事業 現代能楽集「竹取」福岡市民芸術祭メイン事業 現代能楽集「竹取」

構成・演出:小野寺修二 脚本:平田俊子 音楽:阿部海太郎 出演:小林聡美、貫地谷しほり、小田直哉、崎山莉奈、藤田桃子、古川玄一郎、佐野登構成・演出:小野寺修二 脚本:平田俊子 音楽:阿部海太郎 出演:小林聡美、貫地谷しほり

2018.10.27.sat 17:00 ・28.sun 15:00/福岡市立東市民センター なみきホール2018.10.27.sat 17:00 ・28.sun 15:00/福岡市立東市民センター なみきホール

光は静かに呼吸していた──

作品紹介作品紹介

光は静かに呼吸していた。竹林の中でもひときわ立派な竹の内側で、生き物のように膨らんだり縮んだりを繰り返していた。のぞくと目もくらむような光のかたまりがあった。光は外に出たがっていた。わたしは光をすくって家に帰った。

  • 千年越えて愛されるかぐや姫の秘密のヒミツ!

    「今は昔、竹取の翁と言ふものありけり」で始まる日本最古の物語文学『竹取物語』。光る竹の中の女の子が瞬く間に人々を魅了する女性へと成長して、風のように地上を去っていった“かぐや姫”とは一体何者だったのでしょう?どうして多くの人々の心を奪ったのでしょう?答えはこの作品の中にあるかもしれません…。

  • 現代と伝統が交差したチャーミングな出演者&スタッフ

    出演者には小林聡美、貫地谷しほり、能楽師宝生流シテ方の佐野登ら現代劇、伝統芸能、ダンスのジャンルを越えた顔ぶれが揃いました。そんな人気と実力を兼ねた出演者を紡ぐスタッフには、マイムをベースにした独自の演出手法で注目を集める小野寺修二を筆頭に、脚本にはユーモアあふれる作風が特徴の詩人・平田俊子、NHK「日曜美術館」の音楽などを担当する阿部海太郎が楽曲を書下ろし、企画・監修は狂言師・野村萬斎がつとめます。初めての方も舞台ツウの方も、多くの世代の方が楽しめるこの秋注目の公演です。

  • 第55回福岡市民芸術祭メイン事業として地域の文化芸術を盛り上げる

    福岡市民芸術祭は、市民による音楽、演劇、ダンス、美術、伝統芸能、文芸、映像など幅広い文化団体が参加し、毎年10月~12月に市内各所で開催される祭典です。「竹取」はメイン事業として芸術祭に参加します。今回は公演に加えて、関連企画として、小野寺修二らを講師とした小学校アウトリーチやワークショップも実施します。“人と地域と舞台芸術が、出会い・交わり・育つ”という市民芸術祭の理念に沿い、多くの世代の方々が舞台芸術の魅力と驚きに出会う機会を創ります。

出演者・スタッフ出演者・スタッフ

出演者紹介

※各出演者をクリックするとプロフィールをご覧いただけます。

  • 小林聡美

  • 貫地谷しほり

  • 小田直哉(大駱駝艦)

  • 崎山莉奈

  • 藤田桃子

  • 古川玄一郎(打楽器奏者)

  • 佐野登(能楽師 宝生流シテ方)

小林聡美 こばやしさとみ

東京都出身。1982年に映画『転校生』で初主演。主な出演作に、TV『やっぱり猫が好き』、『すいか』、『2クール』、『コートダジュールN゜10』、映画『かもめ食堂』、『めがね』、『プール』、『紙の月』、『海よりもまだ深く』など多数。著書も多く『ワタシは最高にツイている』、『読まされ図書室』、『ていだん』などエッセイストとしても活躍。主な舞台出演に、『オイル』(野田秀樹演出)、『ハーパー・リーガン』(長塚圭史演出)、『24番地の桜の園』(串田和美演出)など。小野寺修二演出作品へは『あの大鴉、さえも』に続いて2作目。

コメント

小野寺さんは優しい顔をして、実は厳しい(笑)。身体を全力で絞り出す様な感覚と集中力と瞬発力が求められます。そこを覚悟して、楽しく稽古に挑めたらと思います。
貫地谷さんとは初めてお会いしましたが、身長が私と全く同じでとても親近感を感じました。芯の強そうな女優さんで、共演がとても楽しみです。他にも能楽師やダンサーなど、共演者に様々なジャンルの方々がいらっしゃるのがこの作品の魅力だと思います。『竹取』がどういう作品になるのかまだわからない段階ですが、皆様に驚きと楽しさを感じていただけるよう、頑張りたいと思います。

貫地谷しほり かんじやしほり

東京都出身。2004年の映画『スウィングガールズ』で注目を集め、07年NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』で初主演。08年第32回エランドール賞新人賞受賞。13年映画『くちづけ』で第56回ブルーリボン賞主演女優賞受賞。主な作品に、映画『白ゆき姫殺人事件』、『バンクーバーの朝日』、『悼む人』『望郷』、ドラマ『女くどき飯』、『おみやさんSP』、『おんな城主 直虎』、『リピート~運命を変える10か月~』、『ミス・シャーロック』、ナレーション『プロフェッショナル 仕事の流儀』、『アーシストcafé 緑のコトノハ』、舞台『ガラスの仮面』(G2演出)、『もとの黙阿弥』(栗山民也演出)、『ハムレット』(ジョン・ケアード演出)など。

コメント

元々「かぐや姫」のお話には興味がありましたが、今回小野寺さんが演出されるということで、ただ物語の美しさだけでなく、人間の影の部分みたいなものも描かれるのではないかとさまざまな期待が膨らんでいます。自分自身不安な部分はありますが、フィジカルシアターというか、新しいジャンルに挑戦できる機会ですので楽しみです。小林さんはお芝居から伝わってくる潔さが気持ちよく、ずっとご一緒してみたかったのでとても嬉しいです。今日初めてお会いしましたが、ビジュアルの撮影で一緒に面白いポーズをとってみたり、小野寺さんとのやりとりも和気あいあいとした雰囲気でしたのでこれからの稽古が楽しみです。

小田直哉 おだなおや

兵庫県出身。2008年より麿赤兒が主宰する大駱駝艦に入艦。以後、大駱駝艦の全作品に出演。主な外部出演作品に、『金閣寺』(演出宮本亜門演出)、『鑑賞者』(小野寺修二演出)、『神なき国の騎士』(野村萬斎演出)、『ペンギンカフェ』(山田せつ子監修・振付)、小松原庸子スペイン舞踊団『大地と炎』など。他、NHK Eテレ『バリバラ特集ドラマ~悪夢~』、NHK『京都異界中継』、映画『過激派オペラ』、テクノミュージシャン ジェフ・ミルズのPV出演など、ジャンルを超えて活躍する。

崎山莉奈 さきやまりな

石川県出身。幼少よりモダンダンスを始める。高校時代にヒップホップ、大学でコンテンポラリーダンスを学び、卒業後は和栗由紀男に舞踏を師事。2014年よりカンパニーデラシネラに参加し、『分身』、『椿姫』、『もう一つの話』、『ロミオとジュリエット』などの国内外公演に出演。 その他の出演作品に、『大逆走』(赤堀雅秋演出)、『キネマと恋人』(ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出)など。『あの大鴉、さえも』では振付を担当するなど、小野寺作品のスタッフとしても活躍。

藤田桃子 ふじたももこ

日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。95年、小野寺修二らとともにパフォーマンスシアター「水と油」を結成。マイムをベースにした舞台は、国内外で評価されツアーも多数行う。「水と油」活動休止後は、小野寺が代表を務める「カンパニーデラシネラ」にて出演者、スタッフとして活動。近年の出演作に『あの大鴉、さえも』、『ドン・キホーテ』、『ふしぎの国のアリス』(以上小野寺修二演出)の他、イデビアン・クルー『ハウリング』(井手茂太振付・演出)など。

古川玄一郎 ふるかわげんいちろう

洗足学園音楽大学を首席にて卒業。同大学大学院修士課程修了。20世紀以降の音楽を軸に日本現代音楽協会主催「現代の音楽展」等で国内外の作品の初演に参加する他、ダンス、映像、写真、演劇との協働など独自の演奏活動を展開。劇団四季『異国の丘』(浅利慶太演出)、ミュージカル『テイクフライト』(宮本亜門演出)、舞台『から騒ぎ』(蜷川幸雄演出)他の打楽器を担当。現代音楽演奏コンクール「競楽XII」第3位。洗足学園音楽大学講師。

佐野登 さののぼる

東京都出身。能楽師(宝生流シテ方)
東京藝術大学邦楽科卒業。宝生流十八代宗家宝生英雄に師事。重要無形文化財総合指定(能楽)保持者。全国各地での演能活動や謡曲・仕舞の指導を中心に、日本の伝統・文化理解教育の一環として、体験型プログラムや授業を実施。海外公演への参加、中島みゆき「夜会」出演をはじめ、他ジャンルのアーティストとの交流も積極的に行っている。

スタッフプロフィール

  • 構成・演出:小野寺修二 おのでらしゅうじ

    日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。95年~06年、パフォーマンスシアター水と油にて活動。06年、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として渡仏。帰国後、カンパニーデラシネラを設立。マイムの動きをベースとした独自の演出は、親しみやすさとアーティスティックなムーブメントを併せ持ち、幅広い世代から注目されるとともに、ミュージシャンやデザイナーなど異なるジャンルのアーティストからも熱く支持されている。 第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞受賞。 主な演出作品に、『異邦人』(13年/世田谷パブリックシアター)、『カラマーゾフの兄弟』(12年/新国立劇場)、『変身』(14年/静岡県舞台芸術センター)、『あの大鴉、さえも』『ロミオとジュリエット』(以上、16年/東京芸術劇場)など。 「瀬戸内国際芸術祭2013」では、野外劇『人魚姫』を発表するなど、活動の場は劇場内にとどまらない。 また、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『キネマと恋人』、白井晃演出『ペール・ギュント』など、舞台作品の振付やステージングも手掛ける。2015年度文化庁文化交流使。

    小野寺修二オフィシャルWEBサイトはこちら

    コメント

    日本最古の物語といわれる竹取物語。昔絵本で読んだかぐや姫は、やんごとなき美しさとの噂がめぐっていくのを「怪物だと周りにバレたら掌を返すから、気をつけて!」と神経質になって読んだ記憶があります。(実際、急激に成長した不思議な子どもであることは膨らまされずでしたが)
    子どもの天井知らずの万能感はきっと今も昔も、何の迷いもなく文字通りすくすくと成長し、かぐや姫を育て始めてから翁の元には黄金が竹の中からザクザク出てくるのも何だか説得力を持つ気がします。その子どもの世界がある時トンと天井にぶつかって守られていた境界線がなくなり、女性となったかぐや姫は世間に投げ出され浮標のない状態、ああだこうだ勝手に評され、かぐや姫の五人衆に対するわがままな無理難題も、胸のすくような共感するような、何とも読み切れない孤独感あり。月への帰還を阻止しようと皆が空に向かって無駄に弓矢を射るところが印象深く、その確かにいたのに結局いなくなってしまう、悲しいともハッピーとも違う、言ってみれば中庸さ、そんなことを表出したいと思っています。
    今回、小林聡美さんと貫地谷しほりさんというお二人にご出演頂けることになり、最古であり現代でもある何か新しい普遍を見つけられればと思います。

  • 脚本:平田俊子 ひらたとしこ

    1955年島根県生まれ。詩人・劇作家・小説家。
    主な詩集に『ラッキョウの恩返し』、『ターミナル』(98年「晩翠賞」)、『詩七日』(04年「萩原朔太郎賞」)、『戯れ言の自由』(16年、第26回「紫式部文学賞」)。2005年に、小説『二人乗り』で「野間文芸新人賞」を受賞。 その他の著作に、戯曲集『開運ラジオ』、エッセイ集「スバらしきバス」、小説『ピアノ・サンド』、『私の赤くて柔らかな部分』、『スロープ』など多数。

  • 音楽:阿部海太郎 あべうみたろう

    幼少よりピアノ、ヴァイオリン、太鼓などの楽器に親しみ、独学で作曲を行学ぶ。東京藝術大学と同大学院、パリ第八大学第三課程にて音楽学を専攻。自由な楽器編成と親しみやすい旋律、フィールドレコーディングを取り入れた独特で知的な音楽世界に、多方面より評価が集まる。2008年より蜷川幸雄演出作品の劇音楽を度々担当したほか、舞台、テレビ番組、映画、他ジャンルのクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲活動を行う。現在放送中のNHK『日曜美術館』のテーマ曲を担当。

    阿部海太郎オフィシャルWEBサイトはこちら

  • 企画・監修:野村萬斎 のむらまんさい

    狂言師(重要無形文化財総合指定者)。国内外での能・狂言公演に参加する一方、現代劇、映画などに出演する。「古典芸能と現代演劇の融合」を作品創造の一つの柱とし、大胆かつ繊細に現代を映し出す新作舞台を提案している。

  • 美術:杉山至
  • 照明:沢田祐二
  • 音響:池田野歩
  • 衣裳:堂本教子
  • ヘアメイク:増田佳代
  • 舞台監督:橋本加奈子

公演情報公演情報

公演日時

2018年10月27日(土)17:00 開演
2018年10月28日(日)15:00 開演
客席開場:各開演時間の30分前

公演会場

福岡市立東市民センター なみきホール
(福岡市東区千早4-21-45 なみきスクエア内)

電車:JR鹿児島本線・西鉄貝塚線「千早駅」徒歩1分
バス:西鉄バス「千早駅」徒歩1分、「名香野」徒歩5分

  • ※ 駐車場・駐輪場の台数に限りがあります。公共の交通機関をご利用ください。

チケット料金(全席指定/税込)

一般:S席 3,500円 / A席 2,500円
ユース(18歳~25歳):2,000円
子ども(小学生~高校生):1,000円

  • ※ 25歳以下は当日要年齢確認。
  • ※ 未就学児のお子様はご入場いただけません。
  • ※ 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。

当日券販売方法のご案内

お陰さまで前売券は予定枚数終了いたしました。
当日の混雑を避けるために、10月26日(金)午前10時より、当日券ご購入のための整理番号予約を、チケットぴあにて承ります。

■STEP1:整理番号予約

【受付日時】10月26日(金)10:00より

【金額】1,000円(当日整理券予約のための金額になります)

【制限】1回の予約で2枚まで

【受付】チケットぴあ: TEL. 0570-02-9999  Web. http://pia.jp/t/
    いずれもPコード[487-179]が必要になります。

※セブンイレブン「マルチコピー機」、サークル・K・サンクス「Kステーション」でも、直接ご購入いただけます。

■STEP2:当日券購入

当日購入整理券は事前に発券して、公演当日必ずお持ちください。

  • (1) 各開演1時間前までになみきホール前受付にお集まりください。
  • (2) 当日購入整理券の整理番号順に当日券を販売いたします。
  • (3) 当日券と引換時に席種(S席3,500円・A席2,500円等)や枚数に応じた差額をお支払いただきます。
  • (4) 現金のみのお取扱いとなります。

■注意事項

  • ※当日購入整理券の受付は予定枚数に達した時点で終了となります。
  • ※開演1時間前までにお越し頂けない場合、整理番号は無効となります。
  • ※当日券のため、見えづらい席になる場合もございます。
  • ※お席が隣り合わせにならない場合もございますので、予めご了承ください。
  • ※お立ち見でのご案内はございません。
  • ※整理番号をお持ちでない場合、当日券販売終了後、さらに残りがありましたら販売いたします。
  • ※当日券で車椅子スペースはご予約いただけません。

観劇サポート

【車椅子スペース】
10月25日(木)をもって受付を終了しました。
【託児サービス】
10月22日(月)をもって受付を終了しました。

お問い合わせ

(公財)福岡市文化芸術振興財団  092-263-6265(平日10時~17時)

動画動画

現代能楽集「竹取」
構成・演出 小野寺修二 × 企画・監修 野村萬斎
インタビュー動画

ワークショップワークショップ

大駱駝艦 小田直哉 舞踏ワークショップ

カンパニーデラシネラ ライン稽古

10月27日(土)~28日(日)に福岡公演をむかえる現代能楽集「竹取」出演の小田直哉(大駱駝艦)、藤田桃子・崎山莉奈によるワークショップを開催!
今回、ふたつの福岡メニューをご用意しました。
●大駱駝艦の舞踏体験【舞踏ワークショップ】講師:小田直哉(大駱駝艦)
●カンパニーデラシネラ独自の【ライン稽古】講師:藤田桃子・崎山莉奈
演劇やダンス経験は不問!皆さまのご参加お待ちしております!!

大駱駝艦 小田直哉 舞踏ワークショップ

10月29日(月)19:30~21:30 パピオビールーム 大練習室

麿赤兒率いる大駱駝艦は1972年に創設され、その様式を「天賦典式」と呼ぶスペクタクル性の高いダイナミックで繊細な作品を次々と発表。国内外で鮮烈なインパクトを与え続け、海外では広く「Butoh」の名を浸透させてきました。今回は、大駱駝艦の舞踏メソッドを初心者にもわかりやすく実践します。
ワークショップは裸足で行います。動きやすい服装でご参加ください。

カンパニーデラシネラ ライン稽古

10月30日(火)19:30~21:30 ゆめアール大橋 大練習室
10月31日(水)19:30~21:30 なみきスクエア 大練習室

「竹取」構成・演出の小野寺修二が率いるカンパニーデラシネラ。マイムをベースに台詞を取り入れた独自のアプローチの基礎となるのが、普段彼らが取り組んでいるメソッドスタイル「ライン稽古」。2時間、流れを止めずに動き続ける「ライン稽古」は、最小限の説明で次々と動きに変化を加えながら進行します。参加者にはご自身の体調に合わせながら、随時流れに加わって頂きます。「ライン稽古」は裸足で行います。動きやすい服装でご参加ください。汗を大量にかきますので、着替えをお持ち頂くことをオススメします。

対象

身体や舞台作品に興味がある中学生以上 ※18歳未満の方は要保護者同伴

定員

各回とも20名程度 ※定員に達し次第締切

参加費

各回とも1,000円(当日受付にてお支払)

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