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レポート

【子ども達芸術活動事業】ファシリテーター養成プログラム・基礎講座①

2012.06.17 

今年度、年間プログラムとして実施している『ファシリテーター養成プログラム』。
先日6月17日(日)からプログラムが本格的にスタートしました!
参加しているみなさんが、どんなことをやって、何に気付き、何を学んでいくのかを、簡単にではありますがレポートしていきたいと思います。

それぞれの芸術観に基づいてワークショップをしている進行役の方を講師に迎える「基礎講座」(全3回)の第1回目。今回講師としてお越しいただいたのは、演出家でNPO法人PAVLICの林成彦さん。

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ということで早速、林さんのワークショップを参加者が体験します。
まずは、ウォーミングアップ

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二人組で同時に名前を呼んだり、同時に手をたたいたり。
続いて、ランダムに配られた台詞を言い合うワーク。

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台詞は「宇宙人はいいやつだったよ」「君、さっき魚に触っただろ」「エジプト人に笑われるぞ」などまったくバラバラ。けれど、組み合わせや順番で、まったく違う物語が見る側に想像されてくるので不思議! 観る側が何を感じるか、想像するかということが演劇にとって重要だと、林さんは考えているとのことでした。

そのあとは、架空の職業について想像するワーク。

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架空の職業は、「選択士」「時間管理人」「ひらめきランプ管理人」の3つ。架空の職業の人が仕事について語るエッセイから想像を膨らませます。架空の職業なので、決まった正解はありません。それぞれイメージを膨らませて、グループでシェアします。“年1回の同業種総会後にドトールに集まって”とか“異業種交流会で話をしたとすると”など、シェアの方法も演劇的に!

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続いて、その職業での会社のCMや就活学生用の企業紹介DVDをつくり、発表。

約2時間のワークショップ体験後は、全員で振り返り。

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参加者からは、

・何年生くらいを対象にしているワークなのか?

・グループ創作でのクオリティはどのくらい求めるの?

・「観る側のスタンス(=応援する気持ちで観ましょう)」などの声がけがあったので、発表のプレッシャーが軽くなった。

・ワークショップ自体が物語仕立てだったので、取り組みやすかった。

・学校でやる場合に、どの部分が滞ってしまうことが多い?その場合の対処は?

など、たくさんの意見が出ました。

林さんの回答からは、さりげないひとつひとつの声がけ、情報の渡し方一つ一つにたくさんの意図が隠されていることがよく分かりました。林さんは、人が、相手や状況次第でまったく別の在り方になっていく、変わっていくことをとても愛しく感じるのだそう。それで、「変わっていくことを体感できるようなワークショップ」をしたいとのことでした。架空の職業という切り口で色々な自分になるというこのワークショッププログラムは、まさに林さんの演劇観そのものを反映しているのです。

林さんから、参加者へのメッセージとして「確固とした演劇観が既にあって、プログラムを作る ということのほうが非常に稀で、自分が面白いと感じたことをプログラムにしてみたら、そこに自分の演劇観があったということの方が多い。悩んで止まってしまうのではなく、とにかくやってみてほしい」とのことでした。

この日の後半には、短いサンプルプログラムを、参加者自身がメイン進行役やサブ進行役となって実際にやってみました。

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やるプログラムは決まっているのですが、進行役からのルールなど情報の渡し方や声がけのタイミングの違いによって、想定外の反応が起こったり時間が足りなくなってしまったり・・・。実際にやってみると、気をつけることや瞬時に判断しないといけないことがたくさん!!

この日は、2組の進行役が実際に進行をしたのですが、進行役それぞれの個性もあり、同じプログラムなのに作られる場の雰囲気が全く違っていたのが印象的でした。


■講師:林成彦

■参加人数:12名

開催日時 2012年6月17日(日) 13:00~18:00
会場 パピオビールーム 中練習室3
主催等 主催:子ども達芸術活動事業実行委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団
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