【芸術交流宅配便】「ハンソリ・韓国伝統楽器チャンゴ」ワークショップ レポート
韓国の伝統楽器「チャンゴ」をご存じですか?
日本にも、同じような楽器がありますが、リズムや演奏方法に違いがあります。
今回は、韓国の伝統打楽器に触れ、お隣韓国の文化に触れてみよう!ということで
福岡市内の板付小学校・奈多小学校でチャンゴワークショップを行いました!
(↑ チャンゴの音を調整する李さん。一つ一つ、丁寧に調整していました。)
いよいよスタートです!
まずは、今回講師を務めるイ・ジョンガンさん、ユ・ユミヂャさん、オ・アンジュンさん、
クォン・ヨンファさん4人による演奏が始まりました。
今回使う楽器は、チャンゴ・小太鼓・チン・ケンガリ・プクという楽器です。
(↑ とっても大きな打楽器の音が体育館中に響きます。すごい迫力!)
演奏後、楽器それぞれの特徴を説明してくださいました。
一つ一つの音に意味のある楽器で、
「雷」「雨音」「風」など、自然の音を表現しているそうです。
昔はこの楽器を演奏して豊作を願ったりしたそうです。
子ども達は「大きな音!」「うるさいー」と興奮ぎみ。
後ろにおいているチャンゴを自分たちも早く触りたい!!という気持ちが
高ぶってきました。
ということで・・・・!
いよいよ子ども達の番です!
右手にヨルチェ、左手にクングルチェと呼ばれるばちを持って演奏開始!
韓国独特の、基本の3つのリズムをみんなで覚えました。
韓国では、歌・踊りなどの分野では必ずこの基本リズムを習得することが
必須で、演奏家や踊り手、歌い手はみんなこの楽器から練習を始めるそうです。
慣れてきたら、基本のリズム+自分のアレンジ という演奏を繰り返しました。
みんな、どんどんリズムを覚えて、自分のアレンジ部分ではとってもパワフルな
演奏を行っていました!
そして、最後には講師の李さんがすばらしいチャンゴの演奏を聞かせてくださいました!
頭に帽子をかぶり、そこから白いリボンのようなものが垂れています。
演奏のリズムにあわせて、白いリボンが弧を描いたり、円を描いたり・・・
見ているだけでも、とっても面白いパフォーマンスでした。
↑ こちらは、3年生の子ども達が自分自身で作成した「韓国ファイル」!
中身を見せてもらいましたがとっても面白い内容でした。
自分たちで興味のある韓国のことを調べ、まとめています。
「韓国は、ラーメンも辛いようだ」「韓国の子どももポケモンが好きなようだ」
など日常生活のことに始まり、ハングル表記も参考で習ったそうです。
自分の名前をハングルで書ける子までいました。すごい!!!
12月の寒さ吹き飛ぶ子ども達の元気な演奏が聞けて
スタッフにとってもうれしいワークショップでした!