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レポート

わの会講座「博多ガイドの会と行く 旧市街・博多の地獄極楽めぐりツアー」開催レポート

2018.10.30 

2018年10月23日(火)、福岡市文化芸術振興財団 賛助会である「わの会」主催による街歩きツアーを開催しました♪

あいにくの雨のなかのスタートでしたが、萬行寺を参拝した頃には雨も上がり、気持ちの良い秋日和に。今回は、福岡市博物館で開催中の「浄土九州展」にちなんだツアーで「博多ガイドの会」のベテランガイドとともに、現代の博多旧市街に点在する「地獄」と「極楽」を探して歩きました。





櫛田神社をスタートして、萬行寺→龍宮寺→東長寺→承天寺を巡る今回のツアー。博多区役所総務部企画振興課さんのご協力もあり、普段は入れない場所まで案内いただきました。

まず向かったのは「萬行寺(まんぎょうじ)」。「浄土九州展」では、ひと区画展示スペースを設けられるほど、膨大な寺宝をもつ由緒ある浄土真宗のお寺さんです。

救急車などの車が入れるようにと段差なく造られた大きな山門をくぐると、目の前には立派な本堂が。内部は金色の装飾が細部まで施された煌びやかなつくりで、まるで極楽浄土そのもの。末法思想が広がる世の中で、きっと民衆の心の支えや救いになったことでしょう。


次に向かったのは、萬行寺から歩いて数分のところにある「龍宮寺」。

普段は外から眺めるだけですが、今回は特別に龍宮寺の本堂へも入らせていただきました。鎌倉時代に人魚が捕えられ埋葬されたという伝説が残る龍宮寺には、人魚(と言われる)の骨と江戸時代に描かれた人魚の掛け軸が保存されていました。


そこから大博通りをはさんだ向いにある「東長寺」は、弘法大師が日本で最初に創建した一番古い密教寺院だそう。

そんな由緒ある東長寺の大仏殿には、木造座像では日本最大級の大きさを誇る福岡大仏が鎮座しています。その足元には今回のツアーのメインでもある「地獄極楽めぐり」が楽しめます。おどろおどろしい地獄絵図を横目に進んだ先にある、真っ暗な台座の内部を手すりをたよりに進みながら、途中にある「仏の輪」に触ることができれば、無事に極楽往生できるとか。ご興味がある方は是非チェックしてみてください。(50円/1回)


最後は「承天寺」へ。博多の代名詞とも言える夏の祭り「博多祗園山笠」の発祥の地であり、うどん・饅頭などの製法が最初に伝えられた場所ともいわれています。

ぐるりと寺院をひと回りした後は、こちらも普段入ることができない石庭「洗濤庭(せんとうてい)」へ。限定公開される時期は、多くの人でごったがえす石庭も、今日は「わの会」の貸し切り状態。2時間ほど歩いた疲れも心休まる風光明媚な眺めが癒してくれました。


というわけで、様々な宗派の仏教寺院をめぐった今回のツアー。末法思想がひろがる時代を生きた人々の考えた「地獄」や「極楽」を現代の博多旧市街で感じていただけたかと思います。

開催中の「浄土九州展」では、今回訪問した「萬行寺」の阿弥陀如来立像や親鸞上人の教えを広めた蓮如上人の直筆の書などをはじめ、様々な地獄絵図、極楽絵図をお楽しみいただけます。

「わの会」会員さまは割引料金でご覧いただけますので、是非足をお運びください。

開催日時 2018年10月23日(火)14:00~16:00、15:00~17:00
会場 萬行寺、龍宮寺、東長寺、承天寺
主催等 協力:博多区役所総務部企画振興課、博多ガイドの会
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