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レポート

「めにみえない みみにしたい」

2020.03.05 

めにみえない生き物を探しに、おんなのこは森の中へ――。

次代を担う人材として注目を集める演劇作家・藤田貴大(マームとジプシー)が初めて取り組んだ、子どもから大人まで一緒に楽しめる演劇作品『めにみえない みみにしたい』。演劇ならではの見立てや、しりとりやじゃんけんといったゲーム要素、しゃぼん玉などを使った視覚効果など、多様な手法で子どもたちの観劇の敷居を下げる一方、少女の成長や自立、戦争というモチーフにも挑み、子どもから大人まで一緒に楽しんでいただける作品となりました。

撮影:細野晋司

絵本のような作品世界を絶妙なバランスで支えた出演者とスタッフ

マームとジプシーの作品に数多く参加する4人の出演者が、主人公のおんなのこのほか、母親、狩人、森の動物や妖精たちまで、多彩に演じ分けていきました。福岡公演では、音楽担当の原田郁子(クラムボン)が生演奏で参加し、優しい歌声で会場を包みこみました。また、布の風合いを活かした透明感あるsuzuki takayukiの衣装は物語の世界観を支えてくれました。

撮影:細野晋司

あらすじ:おねしょに悩むおんなのこは、飼い猫のにゃあにゃあちゃんから聞いた古い言い伝えを叶えるため、夜の森へ出掛けて行きます。おかあさんも子どものころに出かけた森には、たくさんの動物たちや不思議な生き物、妖精たちが住んでいました。森で出会った狩人に案内されて森の奥へ進むおんなのこ。やがて辿りついた古いおうち。となりの森と戦争が始まろうとする中、おんなのこが古いおうちで見たのは……。


「地図のワークショップ」

 関連企画として8月16日(金)には、公募で集まった小学生を対象に藤田貴大と「めみみ」出演者による『地図のワークショップ』を実施。参加者のみなさんそれぞれのおうちから市民会館までの地図を床一面につくりあげました。日常の風景が紡がれ、最後には小さな演劇となって再現されるプログラムの中で、いきいきと取り組む子どもたちの姿が見られました。

撮影:(公財)福岡市文化芸術振興財団


「公共ホール演劇ネットワーク事業」への参加

また、今作は一般財団法人地域創造の「公共ホール演劇ネットワーク事業」としても実施されました。(公財)埼玉県芸術文化振興財団NPO法人ふらの演劇工房ARCHあさひNPO法人伊達メセナ協会(公財)北海道文化財団久留米市、(公財)福岡市文化芸術振興財団、(公財)熊本県立劇場(公財)東松山文化まちづくり公社の9団体が参加。

2019年7月から8月に、彩の国さいたま芸術劇場(埼玉県さいたま市)、富良野演劇工場(北海道富良野市)、あさひサンライズホール(北海道士別市)、だて歴史の杜カルチャーセンター(北海道伊達市)、札幌文化芸術劇場(北海道札幌市)、久留米シティプラザ(福岡県久留米市)、福岡市民会館(福岡県福岡市)、熊本県立劇場(熊本県熊本市)、東松山市民文化センター(埼玉県東松山市)の9地域にて実施し、福岡公演含めてのべ約2400人の来場者がふしぎな森への冒険を体感しました。



【福岡公演特設HP】http://www.ffac.or.jp/mm/


開催日時 2019年
8月17日(土)11:30/15:00
8月18日(日)11:30/15:00
会場 福岡市民会館大ホール舞台上
主催等 【作・演出】藤田貴大
【音楽】原田郁子 【衣装】suzuki takayuki
【照明】南 香織 【音響】竹内和弥 
【映像】召田実子 【ヘアメイク】大宝みゆき【舞台監督】須田雅子
【宣伝美術】名久井直子 【宣伝イラスト】ヒグチユウコ 【宣伝写真】井上佐由紀

【出演】伊野香織、川崎ゆり子、成田亜佑美、長谷川洋子

主催:公益財団法人福岡市文化芸術振興財団、福岡市
後援:福岡市教育委員会
企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団、合同会社マームとジプシー
助成:一般社団法人全国モーターボート競走施行者協議会、一般財団法人地域創造、公共ホール演劇ネットワーク事業、文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

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