カンパニールーブリエ/ラファエル・ボワテル 「Drop Shadows かげのしずく」
フランスから現代サーカスの若きカリスマが初来福!
福岡市の姉妹都市・ボルドー市を活動拠点とし、フランス現代サーカスの若きカリスマともいわれるラファエル・ボワテルが世界初演の作品を披露しました。3人の出演者によるコントーション(柔軟芸)、エアリアル(空中芸)、ダンス、演劇的な要素が融合した身体性豊かな表現が、ぽんプラザホールの劇場空間を席巻。福岡市民芸術祭オープニングイベント「線香花火」、メイン事業「Air/エアー」とともに現代サーカスの魅力を多面的に紹介する機会にもなりました。

舞台写真(全て):富永亜紀子
関連企画 ラファエル・ボワテル ワークショップ
ラファエル・ボワテルの創作のエッセンスを体感するワークショップを、公演翌日10月27日(日)にぽんプラザホールにて行いました。小学生、パフォーマー、俳優など年齢も活動も多岐にわたる方々が参加。ラファエルの素敵な笑顔に導かれながら、ウォーミングアップから、集団で呼吸を合わせて作品を即興的に創り上げるところまで一気に進みました。

撮影:(公財)福岡市文化芸術振興財団
■Cie L’Oublié(e)/カンパニールーブリエ(現代サーカスカンパニー)
2012 年、演出・振付を務めるラファエル・ボワテルを中心に設立。
サーカスに、演劇、ダンス、映画など、様々な分野を様々形で融合させ、新しい身体的・視覚的言 語の開発に力を入れている。特にエアリアル(空中パフォーマンス)では、伝統的なサーカスでは見られない画期的な新しい装置を開発。唯一無二のスタイルが注目を集める。
【主な代表作】
2018 年 La Chute des anges /地上の天使たち、
2017 年 La Bête noire
2015 年 5es HURLANTS
2014 年 L’Oublié(e)
2013 年 Consolations ou interdiction de passer par-dessus bord
■Raphaëlle Boitel/ラファエル・ボワテル(演出・振付)
1984 年生まれ。6 歳より舞台に立つ。 アニー・フラテリーニに見初められ、92 年フランスのサーカス 学校の名門、アカデミー・フラテリーニに入学。98 年から 2010 年まで、兄のカミーユ・ボワテルと共にフランス現代サーカスの旗手ジェームズ・ティエレ(姉は『ミュルミ ュルミュール』のオーレリア・ティエレ)のもとで活動し、『La Symphonie du Hanneton』『La Veillée des Abysses』に出演。 平行して演劇や映画、テレビなどでも活躍。2012年、オーレリアン・ボリー( Cie 111 )『 Géometrie de caoutchouc』に出演。その後、自身のカンパニーを立ち上げる。2013 年、最初の作品『Consolations ou Interdiction de passer par-dessus bord』を発表し、15 年にはサーカスへのオマージュを込めた『5es Hurlants』を発表。自身の作品の他、ミラノ・スカラ座のオペラ『マクベス』や、パリ・シャトレ座でオペラ『美しきエレーヌ』、オペラ=コミック座でバロックオペラ『アルシオーヌ』の振付を担当している。
開催日時 | 2019年 10月26日(土)13:00/16:00 |
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会場 | ぽんプラザホール |
主催等 | 【演出・振付】ラファエル・ボワテル 【照明・セットデザイン】トリスタン・ボドワン 【音楽】アルチュール・ビゾン 【リギング】ニコラ・ルーデル 【出演】ラファエル・ボワテル、エミリー・ズーケルマン、クラハ・アンリ 主催:(公財)福岡市文化芸術振興財団、福岡市 企画協力:世田谷パブリックシアター 後援:福岡市教育委員会、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本 協力:アンスティチュ・フランセ九州 助成:アンスティチュ・フランセ パリ本部、アンスティチュ・フランセ/ボルドー市/ボルドー・メトロポール、アンスティチュ・フランセ/ヌーヴェル・アキテーヌ地域圏 第56回福岡市民芸術祭メイン事業関連企画 beyond2020認証事業 |